2001年6月 検査結果を聞く2001年6月4日ひとりで気楽に結果を聞きに行ったら、即両親を呼ぶようにと 言われびっくり。すぐ近くで働いてる父を呼んで一緒に結果を聞きました。 細胞診断の結果は5段階のうちのクラス5、悪性腫瘍、つまりかなり高い確率で乳がんということでした。そしてしこりの数が自分が見つけた以外にもうひとつありそれもおそらく悪性という見解でした。 2つあったため、私の場合は胸を残すことはあきらめ、おなかの肉か背中の肉を 使い胸をもう一度つくる再建という方法をとったことがいいという説明を受けました。でも、念のためにもう1度間違いでないか細胞診をすると言われ、 その言葉にこの事実がまちがいであってほしいと願うばかりでした。 一緒に聞いていた父が具合が悪くなって聞けなくなったため、 必死で先生の話を聞いて、自分なりにどうすべきかいろいろ考えてました。 この病院はガンセンターで、他の病院からたくさんのがん患者が移ってくる ガンだったらここが1番いいという病院ですが、先生に「この結果が納得できず、 他の病院へ行ってお話きいてきますか?」と言われました。 でも、他の病院に行く気力がなかったのと、ここ以上の治療をしてもらえるところはないということで、このまま手術と治療をお願いすることにしました。 なかなか現実として受け入れがたい話でしたが、このままほおっておくと 命に関わることになるので、時間はかかるけど、いっかり受け止めて頑張って 闘っていこうと決心しました。 こうしてこれから10年続いていく闘病生活がはじまりました。 [前へ][HOMEへ][次へ] |